ブリタニカ

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※感想については全てネタバレあり。くれぐれも鑑賞後にご覧ください※

アナイアレイション -全滅領域-

監督・脚本:アレックス・ガーランド

出演:ナタリー・ポートマン

区分:映画  

評価:★★

 

これは、あれだ。そう『2001 宇宙の旅』にちょこっとだけ似ているような気がする。本家ほどぶっ飛びアーティスティックではないけれども、レナたちの旅も十分刺激的だ。初めてシマーが画面一杯に映し出された瞬間、中で何が待っているんだろう、という不安と期待。灯台、海岸線、プリズム(屈折)、そして共鳴。色々とシンボリックな感じで、終始漂う静謐な雰囲気も悪くない。

悪くないんです……が、というやつだ。SFってそういうもんかもしれないが、「ふーん、で?」(あ、これ言っちゃいけないやつか!?)。結局レナが最後コピーだったかもとか言われても、全然身につまされないんだよなあ。お話とか作りは丁寧で面白いのだけど、自分はちょっと合わなかった印象。あとこれもSF映画でありがちなイメージだけど、タイトルがダサくない? でも多分こうつけるしかないような話の筋でもあるし。もっと全体的に広がりが欲しかったですな(というか、その拡がりを視聴者の想像に委ね過ぎな気が)。作中の世界設定が良くも悪くもシャープに小さくまとまっているからなのか。どうも切迫感が、ね。